2014年2月9日日曜日

九段下ビル


【場所】東京都千代田区神田神保町3丁目
【竣工年】昭和2年
【設計】南省吾

旧称、今川小路共同建築。
関東大震災後の復興建築で84年間九段下の地に鎮座した。
2011年12月探訪。2012年1月解体。現存セズ。







靖国通りに面した外観






『写植 版下 デザイン トレス』
 かつて入っていたテナントか






西側の入口は既に閉鎖されていた









建物東側の入口より






いよいよ内部に潜入






階段を上がって3階へ









フロアには砂が敷き詰められていた
かつての展示会の名残りだそう






冬の陽が傾いてきた






ぶら下げた紐で開閉する懐かしい窓






手摺りのないバルコニーより
荒廃したビルの裏側を臨む









最終日に開放された共用部の長廊下






屋上階段室






モダンな波形のブロック






九段下ビルと私






斜陽の古ビル






竣工時の写真






今川小路共同建築設計圖






さよなら九段下ビル展






最後の三日月が窓に写り込んだ






夜の屋上へ









それではほんとにさようなら






跡地は2013年8月になっても空き地のままだった



写真ギャラリーこちらから
2011/12/18 さよなら九段下ビル展
2011/12/23 九段下ビル再訪
2011/12/30 最期の九段下ビル